天文台を建設するに当たり、最初に施工を行ったのが渡り廊下です。
当時、天文台設置場所には(壊れて使えなくなった)天日タンクがありました。まぁ、許された場所が・・・ここしかないわけでして、これを退かしての施工をしないといけません。建設予定場所は、ちょうど両側に家の屋根がついていたので、北東・南西の風はカバーできる形になっていました。ただし、ただしですよ・・・古い母屋の二階と併設して建つわけですので、スリットとの取り合いを気をつけないといけないわけです。しかしながら、これはちょっとミスってしまいまして、完成後に下開きの扉と屋根がこすり合わさることになってしまいました。ドーム基礎の土台の高さ+ドームのスリットまでの高さが、屋根の高さに足りなかったんですね。スリットが、横開きのドームならこんなことは関係ないんですがね。こいつは失敗しました。
ま、それはともかく、施工に先立って、アンテナの撤去作業を行いました。

施工前の状況です。アンテナと温水器があります

渡り廊下施工中の状況
渡り廊下の施工は、まず下の骨組みから組んだ形からはじめました。通路は2階のベランダから入れるようにしています。写真では見えませんが、ベランダから階段を使って、渡り廊下に出られるように当然なっていますよ。
また、車庫にはドームの基礎を作るための木材が並んで、本格的な工事の始まりを予感させてくれそうです・・・奥には、まだまだ無垢で真っ白に輝くドームが眠っています。このドームが活躍する日はいつのことでしょうか?

ついに本格的な基礎工事がいよいよ始まる・・・
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