2013年2月・・・・・・やっと屋根瓦工事が終りました。いよいよ、StarDome MOMO(Ver.2)の着工です。
最初は、ドーム基礎組みからです。まずは渡り廊下から…ですね。



ドーム基礎組は、以前の材料を流用しましたが・・・腐食などで、使用に耐えれないものは新規で材料を使って製作しました。今後は、10年を超えるオーダーで天体観測を支えてくれる重要な部材です。しっかりとしたものを使わなければいけません。

また、今までの使用に際して、不具合改善のための床上げをしました。
1.雨水が、ドーム内に入るリスクを少しでも抑えるため。
2.南西側観測時に、母屋二階の屋根瓦にスリットがあたっていたので、その解消のため。
そして、いよいよ3月17日、いよいよ、StarDome MOMOの着工です。
最初は、悩ましい防水加工です。・・・今もって有効な方法が分かりませんが、隙間テープやら防水ゴムで勝負することにしました。失敗は、許されないが。。。



ホームセンターで買ってきたゴム製の隙間をふさぐゴムを二重にして、その間に発砲スチロールの太いロープ状のものを挟みました。発泡スチロールは、強力な両面テープで固定 とにかく防水が第一です。改修後の土台は、8角形になっており、殆ど水がドーム壁脇に溜まらないようにしました。
防水加工が終ったら、いよいよドームの組み立てです。まずは立て壁を設置・・・6枚ある立て壁を順番どおりに立てて、ボルトで仮止めします。6枚組み立てた後で、位置を微調整・・・防水ゴム等の上に載せて位置を固定したら、増し締めします。


ドームの半休体を載せました!もうひとつの半球体を載せて、ボルトで締めるまでは・・・ずり落ちないようにロープで固定(左写真)。ついにドームらしくなってきました。この後、スリットを取り付けました。以前から気になっていた、母屋2階の屋根へのスリットの接触はなくなりました。


望遠鏡赤道儀架台の工事です。今度は、台の高さ設定も慎重に・・・最終的には、架台の鉄板を基礎の木にねじで固定しました。これで、多少なりともゆれは少なくなったのは、ちょっと不思議でしたが


ドーム復活大作戦は昼過ぎに終りました。この後、18日~19日に機材搬入、20日に機材などの接続と整備、調整を行いました。床上げしたことに、体が慣れていなくて、たまに毛躓くこともありますが・・・。
下の写真は、3月21日に機材調整を兼ねて撮像したM51銀河です。ST-7XMEiで、Bj,Vj,Rcの擬似カラー撮像です。

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