ドームの制作

今回の天文ドームは、すばる光電子さんが代理店で輸入したオーストラリア製FRPドームです。一応、湿気の多い日本仕様に若干の改良を加えていますが、モノとしてはまずまずの製品です。このドーム組み立てを行ったとき時の手記です。

天体ドーム基礎は、望遠鏡基礎とドーム本体に分けて製作しました。望遠鏡基礎は屋根の瓦を抜いて、家の梁に接続する形で作成しましたが、効果はいまひとつ。しかし、この時点では良いものができたのではないかと思います。

天文台を母屋の屋根につくることとなり、そこまでの渡り廊下を私のベランダから通すことになりました。いよいよ本格的に天文台製作へのスタートが切られました。

自宅の天文台を建てるとなって、すばる光電子というところから、オーストラリア製のFRPドームをそれなりにお安く購入することができました。いよいよドームが運ばれてきて、天文台製作ムードは大きく跳ね上がります。

星を見る人の憧れであるMy天文台へのきっかけ、天文台製作記、そして改修と20年余りの足跡。何の変哲もない白いドームですが、そこには様々な物語がありました。それを綴っていきたいと思います。