春の星座

春霞。。。にぼんやりと浮かんでいるのが春の星座です。春の星々でよく知られているのが、北斗七星ですが、北斗七星は星座ではなく、おおくま座の一部(腰~しっぽ)です。

春の星座は、特別明るい星は少ないですが、これは春霞のせいばかりとは言えません。実際に1等星は日本で見れる15個のうち3つ(レグルス・スピカ・アークツルス)しかありません。でも、星座の大きさBest3はすべて春の星座です。
(一位:うみへび座、二位:おとめ座、三位:おおくま座)

春霞に埋まりそうな春の星座ですが、梅雨前の五月晴れに夜空を見上げてみてください。優しい星たちのささやき声が聞こえてくるでしょう。

写真は、新しいのを撮影したら随時追加し、ページを更新していく予定です。古い写真は撮影データ等はございませんが、ご了承くださいね。

簡単な説明も付け加えています。

春の星座

こぐま座

こぐま座は、北極星を有している柄杓のような形の星座です。ちょうど、北斗七星を小さくしたような星座ですが、北極星含めて2等星が2つ、3等星が1つであとは4等星以下なので、街中ではなかなかわかりづらいかもしれません。でも、夜空の暗い場所では北斗七星の小型版の姿が楽しめれるでしょう。
春の星座

からす座とコップ座

春の大曲線の先にあるからす座、コップ座の写真です。光害のため、背景が明るくなっています。2つは少々小ぶりな星座ですが、特にからす座は意外とわかりやすい星座です。ぜひ、探してみてください。
春の星座

おとめ座

春の星座であるおとめ座の解説です。北斗七星からたどる春の大曲線の終点が白く輝くスピカ…おとめ座の1等星です。白く清らかに輝く色から日本では真珠星と言われます。星座自体は目立ちませんが、おとめ座にはおとめ座銀河団という遠い銀河の集団があります。
春の星座

うしかい座

春の代表的な星座であるうしかい座の解説です。北斗七星の柄の先に、オレンジ色の星が輝いていますが、そのあたりがうしかい座です。オレンジ色の星は日本では麦星、春の夫婦星のひとつでもあります。なぜ、夫婦星と呼ばれるのかは解説を参照くださいね。